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Know how / NO.001金庫の種類と寿命

 

「うちの会社で在籍年数が社長の次に長いのは・・・金庫だ!」などという冗談話、実は冗談では済まされません。ほとんど半永久的に大丈夫と思われがちな金庫ですが、金庫には耐火性能の有効耐用年数があるのをご存知ですか?

今回はそんな金庫の種類と性能についてご紹介します。

まず、金庫の種類には火災対策を中心として使用される「耐火金庫」と、盗難などの防犯目的で使用される「防盗金庫」にわけられます。

●一般紙用耐火金庫
 収容物:紙などの書類火災時に焼失を防ぎたいもの。
 性能:耐火を目的としたもので工具による破壊には耐えられません。

●データメディア用耐火金庫
 性能:耐火を目的としたもので工具による破壊には耐えられません。

●防盗金庫
 収容物:多額の現金など、盗難の恐れの強いもの。
 性能:防盗を目的としたもので、工具による破壊に一定時間耐えられる性能を
 備えています。

一言で金庫といっても、目的や内容物に合わせて選ぶことが大切だということがお分かりいただけましたでしょうか?
冒頭の、「耐火金庫の有効耐用年数の基準」については、製造後20年というのが一つの目安です。耐火材の主流である気泡コンクリートに含まれる水分が少なくなり、耐火性能が低下するためです。火災時に収納物の変質、または焼失という危険性も考えられますので、20年を節目として金庫の代替更新とセキュリティの改善をおすすめします。